婚約者の家族に感じる不信感の正体｜東京都の探偵の結婚調査

もうじき結婚する彼のご家族に挨拶に行ったときに感じた不信感。ご両親も悪い人ではないんだけど・・何か隠してるように感じた。彼に聞いても曖昧な答えが返ってくるばかりではっきりしない。このようなご相談が寄せられました。このようなご相談には、結婚前に感じた違和感は無視しない方が良いと伝えています。なぜならそういった違和感は必ず現実問題となって姿を現すからです。今回は婚約者の彼のご家族に対する不信感ですが、彼のご家族とも結婚後は長く付き合っていくことになります。あなたが彼の妻でいる限り、ご家族の問題はあなたの問題にもなり得ます。相談者が彼のご家族に感じた不信感の正体を探偵が突き止めました！

婚約者の家族が隠す事実

• 事例｜隠し事をしている義実家
• 調査結果の報告
• 結婚調査に関する概要と費用
• 婚約者に嘘をつく心理
• 彼に結婚調査をした結果
• 結婚調査の重要性
• 無料相談窓口のご案内

事例｜隠し事をしている義実家

結婚の挨拶で彼の家族に不信感を感じた依頼者

「1年付き合っている彼ともうじき結婚する予定です」そう語るのは20代女性の相談者。「結婚の話は彼と付き合い始めた当初から出ていました。付き合って1年が経ったころ、彼から正式にプロポーズしてもらいました。初めにうちの両親に会ってもらいました。彼は人懐っこい性格で、明るいので両親も彼のことをすぐに気に入ってくれました。結婚の話も承諾してもらいました。その後、彼の実家に挨拶に行きました。」問題は、婚約中の彼の実家へ挨拶に行ったときに起こりました。「彼の実家へ挨拶に行ったときのことです。彼のご両親は緊張でガチガチの私を暖かく迎え入れてくれました。話も盛り上げてくれ、私も自然と打ち解けました。とても優しいご両親です。ただ気になったのは彼の兄妹の話になったときに、彼のお兄さんの話だけはどうもはぐらかされているように感じられたんです。」彼は、兄・彼・妹の3人兄妹。「彼の妹とはこれまでにも何度か会ったことがあります。私達の結婚話も喜んでくれています。ただ彼からお兄さんの話はほとんど聞いたことがありません。これまでは、お兄さんとはあまり連絡を取っていないのかなくらいに思っていました。」

義兄の話を嫌がる義両親

「なんとなくですが、彼の兄の話には触れてはいけないような雰囲気を感じました。私がお兄さんのことを聞くと、あまり答えてもらえず、なんとも言えない空気が流れました。その場に居た彼も、妹の話は笑いながらするのに対して、お兄さんの話となると黙り込んでいました。ご両親や彼の態度を見て、あ、お兄さんの話には触れちゃいけないんだなと直感的に思いました。」義両親、義妹とは何も問題がないという依頼者。しかし義兄の話になると嫌がるような態度の彼と義両親。「挨拶自体は和やかに終わりました。彼のご両親も結婚を喜んでくれました。ご両親は私にもとても良くしてくれて、これからのことも安心しました。ただ家に帰ってきてからなんとなく、ザワザワするものを感じました。彼のお兄さんの話を嫌がるご両親の態度とその時の空気がどうしても引っかかるのです。私に残った感情は彼家族に対する不信感でした。」

不信感を払しょくしたい

「彼にお兄さんのことを聞きました。何度聞いても連絡取ってないから兄がどうしてるか知らない。と言われました。これ以上聞くと喧嘩になりそうなので、彼に聞くのは諦めました。彼のご両親や彼に対してこんな感情を持ちたくないんです。勝手に彼のお兄さんを調べるなんて失礼かなと躊躇ったんですが、どうしてもこの不信感を払しょくしたくて・・。みんなに祝福されて、私も安心して結婚したいんです。このままだと結婚式にも彼のお兄さんは招待できないんじゃないかと感じています。何か理由があるならきちんと知りたい。彼のお兄さんのことを調べていただけますか」

調査士の見解

結婚前に感じた違和感や不信感は必ず結婚する前に解決する必要があります。これまでにも結婚前に感じた違和感に向き合わず入籍した結果、結婚生活を脅かすような問題に発展するケースを散々見てきました。依頼者にひた隠す彼の兄の情報。これから彼と結婚をする依頼者には、彼の兄のことを知る権利が当然あります。結婚前に婚約者や婚約者のご家族を調べることを結婚調査と呼びます。事例とともに探偵法人調査士会の結婚調査をご紹介します。

調査結果の報告

義兄を徹底的に調べる

地元の関係者や交友関係に聞き込みしたところ、義兄の衝撃の事実が分かりました。義兄は服役経験のある前科者でした。地方新聞で事件内容が小さく扱われていましたが、実名報道はされていなかったためインターネットで名前を検索しても出てくることはありませんでした。義兄の前歴を詳しく調べました。義兄は、準強制性交等罪（準強姦罪）で逮捕されていました。これは5年以上の懲役とされているため、初犯であったとしても執行猶予は難しくなります。執行猶予とは3年以下の懲役または50万以下の罰金刑になります。それを越える場合は実刑となるため義兄は懲役刑を受けていました。義兄が受けた判決は、懲役7年。服役後の義兄の足取りを追ったところ、地元を離れ現在は沖縄で暮らしていることが発覚。沖縄で事実婚の妻子と共に暮らしていました。彼のご両親や彼が隠したかったことは、兄が前科持ちだということと思われます。彼が兄とは連絡を取っていないと言うように、家族からすでに縁を切られているのかもしれません。しかし、血の繋がりがあることには変わりありません。実兄が犯罪歴のある彼と結婚するということは、依頼者にも、依頼者のご家族にも影響することでしょう。実際に、実兄が籍を入れず、事実婚を選んでいるのはそういった理由もあるかもしれません。調べた義兄の事実を依頼者に報告しました。

依頼者の声

調査報告書を読んだ時は衝撃が走りました。こんな結果は全く予想していませんでした。彼のお兄さんが犯罪者・・。これは私だけで判断できることではないので、両親にも相談しようと思ったのですが、お兄さんの犯罪を知ったら両親は絶対、彼との結婚を反対すると思いました。だから今はまだ伝えられていません。彼にはネットでお兄さんの名前を検索したと嘘をつき、前科があったことを問いただしました。彼もお兄さんが逮捕されたときはすでに地元を離れていたらしいので詳しいことは知らないようでしたが、事実だと認めてくれました。彼も両親に兄のことは話すな。と言われていたそうです。彼が犯罪者なわけじゃないと分っているのに、これから彼とどうしていけば良いかまとまりません。真相を知ることに覚悟がなかったのかもしれません。彼の両親が隠していたことを調べてしまった罰かもしれません。担当の方に、知らずに結婚するよりは良かったと言ってもらえたことで少し心が救われました。やっぱりこんな重大なことを隠している彼の家族がよくないと思い直しました。両親にも相談しようと思います。重大な隠し事をしていた彼と一緒に家庭を築くというのは、私の理想とする話し合いのできる夫婦とは違うのかもしれません。

結婚調査に関する概要と費用

結婚調査とは

結婚前に婚約者やその家族・親族を調べることを、結婚調査と呼んでいます。これから結婚をする子どものご両親や結婚予定の当事者から依頼を受けることが多い結婚調査。調べる内容として多く依頼を受けるのが以下のことになります。

• 犯罪歴
• 異性関係
• 交遊関係
• 経済状況
• 職場状況・評価
• 家族・親族の評判

この他にも、彼がバツイチで前妻との離婚理由を知りたい、養育費を支払っているか知りたいといった依頼もあります。離婚理由などは、自分に不利なことをわざわざ話す人はあまりいません。調べた結果、彼から聞いていた話と全く違う！ということもあります。ただ好きという感情だけで突っ走るには危ういのが結婚。今回の事例のように、前科者や借金が露呈することもあります。結婚後にこういった問題が発覚するのは非常に危険です。実は借金が1000万以上あり、入籍後に即離婚したケースもありました。結婚後の生活を脅かさないためにも、結婚前によく調べるということがいかに重要なことかお分かりいたただけると思います。

結婚調査費用

調べる事柄によって、調査費用は変わってきます。これから結婚調査をお考えの方は、下記の費用事例をご参考にしてください。

• 婚約者本人を調査　10日間　15万円（経費別）
• 婚約者の家族を調査　25日間　30万円（経費別）
• 婚約者の親族に関する調査　10日間　20万円（経費別）
• 婚約者の異性関係を調査　5日間　20万円（経費別）
• 再婚相手の過去の情報収集　20日間　30万円（経費別）

※調査費用は調査内容・調査期間によって決定しています。ご相談は無料で受け付けています。

婚約者に嘘をつく心理

なぜ嘘をつくのか

嫌われたくない相手だからこそ、自分の弱みを見せられないといったことは誰にもであります。その相手が結婚を考えている人だったら、この結婚話を壊したくないという思いがその場しのぎの嘘を招くのかもしれません。ただ嘘というものは、辻褄が合わなかったり、前の話と違うというように、本人自身も気づかないうちに少しずつ変化していきます。それが相手に不信感を抱かせます。その他にも、この結婚を逃したくないという打算的な思いから、自分のマイナスな部分を敢えて秘密にするということもあるでしょう。いずれにしても結婚相手とは、嘘のない信頼関係を築くことが重要です。

彼に結婚調査をした結果

ケース1｜バツイチ・子なしと聞いていた

彼はバツイチ、子どもはいません。結婚を予定しています。彼の発言でときどきおかしいなと感じることがあって気になっています。最初におかしいなって思ったのは、やたら子ども向けのヒーロー系のおもちゃに詳しかったこと。彼はヒーロー番組は全く見ません。その他にも、赤ちゃんって○○だから。みたいな発言もあって。幼児関係の仕事をしているわけでもないのに、まるで子育て経験があるかのような発言が目立ちます。なぜそんなことを知っているのか聞くと、これから生まれてくる私たちの未来の子どものために勉強したと言いますが、納得できず・・。もしかして前妻との間に子どもがいるのではないかと思い、調べた結果、やっぱり前妻との間に子どもがいることを隠されていました。私はバツイチとは結婚できても、子持ちとは結婚できないので彼との結婚はやめました。おもちゃもよく考えればクリスマスシーズンだったので、クリスマスプレゼントを調べていたんだなとあとで腑に落ちました。

ケース2｜浮気相手と別れていなかった

付き合って半年くらいのときに浮気していた彼。別れるつもりでしたが、彼女と別れ、私を選んでくれたのでもう一度信じてみることにしました。やっぱりこの時に、彼と別れておけばよかったと今となっては後悔してます。その後の交際は順調でした。友達の結婚式に出席することが多くなってきて、私もそろそろ結婚したいなと思い始めた頃のこと。彼も結婚を考えてくれていたみたいで、結婚に向けて動き始めました。ただ、一度浮気した人はまたすると言われるように、過去に浮気した彼の女性関係だけが心配でした。そのため意を決して結婚調査を依頼。何もなかったという結果を期待していたのに、ここで彼の浮気を知ることになりました。しかも証拠写真に写っていたのは、前の浮気相手！しかもよりを戻して1年も経っていたのに、それに全く気付かなかった私。その他にも女性遊びが発覚！彼からすると浮気に全く気づかない私は、結婚後も彼にとって扱いやすい女でちょうど良いのかもしれません。でもさすがにこんな男と結婚なんて無理！！証拠写真を叩き付けて別れました。

結婚調査の重要性

結婚調査で初めて知る真実

結婚相手だからといって、自身の過去のこと、家族のこと、これまでの人生の全てを話す必要はありません。しかし、結婚生活に影響を及ぼすような隠し事は別問題です。結婚前に問題が発覚すれば対処できます。別れるという選択もできます。一つの恋を終わらせるのは勇気がいりますが、離婚は想像以上に大変な思いをします。そうならないために、事前に婚約者のことを調べるということは悪いことではありません。結婚調査をすれば、依頼者が初めて知る事実が出てきます。それが許容できることなのか、それとも婚約破棄するほど重大なことなのか、それは自身でしか判断できません。ただこれまでの結婚調査を依頼した、依頼者から共通して聞かれることは、これが結婚前に分かってよかったという言葉です。この言葉は非常に重みのある言葉です。婚約者や家族に不安を感じる、何か違和感を感じるといったときは一度立ち止まる必要があるのかもしれません。

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