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探偵事務所の探し方と選び方
探偵事務所の探し方と選び方|目次
探偵事務所の探し方と選び方
探偵業者の現状
探偵業の届出は平成30年末で5,852件前年比114件増加となっています(警視庁データ)。探偵業の届出は法令義務であり、探偵事務所・興信所として活動する場合、必ず必要なものです。中には届出をしていても業務を行っていない(実働)していない業者や実質廃業しているが閉鎖の届出をしていない事案もあるかと思いますが、現在、5千件以上の探偵が存在しているという事になります。数多く存在する探偵事務所から依頼先を選定するのは簡単な事ではありませんが、後悔のない調査依頼をするためには十分に検討を重ね慎重に依頼先を探すことが重要です。
探偵事務所の探し方
知人や弁護士に紹介してもらう |
探偵事務所を利用した経験がある知人や探偵事務所を経営している知人、弁護士に紹介してもらう等であれば、はじめて依頼をする場合でも安心して相談することが出来るでしょう。プライベートな内容を話すのですから見ず知らずの人に相談するよりは不安も軽減できるはずです。しかし、依頼料や調査方法等重要な局面では知人と言えど綿密な打ち合わせを行い、トラブルにならないように委任契約などはしっかりと締結しておく必要があります。
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ネット上で自分に合う探偵事務所を探す |
ネット上には多くの探偵事務所や興信所のWEBサイトや広告が目に入るかと思います。中には芸能人が広告塔になり安心感を演出している業者もあります。ネット上で依頼先を探す場合は、下記のポイントをしっかりと確認し、納得のいく探偵事務所に依頼することが大切です。
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相談機関・紹介機関に紹介してもらう |
依頼先を探す手法の一つとして第三者機関からの紹介もあります。ごくまれに役所や警察署に相談に行った際に担当者の判断で安心できそうな依頼先をいくつか紹介してくれるといった事例もありますが、最終的には依頼先は自分で決めなくてはなりません。ネット上にも「探偵紹介」といったページや広告を目にすることもあると思いますが、実際には紹介とはいっても広告サイトであったりすることもあるので注意が必要です。紹介を目的としている場合は、社団法人などを利用する方が良いでしょう。しかし、紹介をしてくれた業者が必ずしも自分の意思を尊重してくれる業者とは限りませんので、やはり最終的には自分自身で依頼をするか判断する必要があります。
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探偵事務所の選び方
多くの探偵事務所の中からいくつかの依頼先候補が見つかったら次はその中で一番良い業者を選ぶ必要があります。ご依頼人にとって重要な部分はしっかりと見極めたうえで依頼をすることが大切です。
- 納得の結果を得るための説明がなされているか
- 依頼料は自分の予算の範囲であるか、予算内の提案をしてもらえるか
- 相談の対応、調査依頼の説明が丁寧であるか
依頼先探偵事務所を変える方法
依頼先の変更
一度、探偵事務所に依頼をしたら調査結果が出るまで待たなければなりませんが、依頼後に担当者の対応の悪さが目立ったり、依頼した調査を思うように進めてもらえないなど不満があるときは、出来るだけ早い段階で依頼先を変更することも重要です。クーリングオフ対象期間であれば解約の旨を伝え、預けた情報や支払った依頼料を返金してもらうことが出来ます。また依頼後、クーリング期間が過ぎている場合は、申し込み時の契約書に記載されている解約事項に基づいて解約手続きを行うことになりますが、調査結果が得られる見込みがない探偵事務所である場合は、違約金が発生しても依頼を解約した方が賢明です。
依頼先変更の際の損失について
依頼先を変更することで、依頼料が無駄になってしまう恐れがあるときは、第三者機関に相談することもひとつの手段です。そこで依頼先変更に伴う損失を踏まえた調査プランを作成してもらい、セカンドオピニオンとして依頼を受任してもらうことができます。損失をカバーしながら確実な調査結果を得ることが出来れば、最終的に納得のいく依頼となるでしょう。
依頼引継ぎ相談 |
探偵法人調査士会では、依頼先とのトラブルによって調査依頼が継続しがたい状況にある事案、依頼先が倒産などの事情で調査依頼が継続されない事案、依頼先に一方的に契約解除された事案等、様々な事由により依頼が継続できない方に対し調査依頼の引継ぎ相談を実施しております。依頼料を払っているのに結果が得られずお困りの方は探偵法人調査士会の相談窓口へお問い合わせください。 |
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トラブルが起きた時の対処法
依頼先とのトラブル
調査を依頼している探偵事務所との間にトラブルが起きたときは、第三者機関に相談されることをお勧めします。依頼先とトラブルにならないようにするためには委任契約書を作成する段階で十分な打ち合わせを行う必要がありますが、それでも何かしらの問題が生じトラブルになるようなことがあった場合、直接依頼先と話し合いをする前にしかるべき所に意見を確認することも重要です。
- 調査中における問題(調査の失敗や対象人物にばれてしまう)等
- 依頼料に関する問題(追加費用の過大要求・諸経費精算の過大請求)等
- 調査後における問題(報告書の未作成・報告書の内容が薄い)等
- 担当者に関する問題(対応が悪い・連絡が取れない)等
- 情報の扱いに関する問題(個人情報の管理が悪い・情報が洩れる)等
上記のような内容によってトラブルが起きた場合は、速やかに相談し、対処対策を取ることが必要です。何処に相談して良いか分からないという方は、探偵法人調査士会へお問い合わせください。 |
納得の探偵利用をするために
はじめて探偵を利用するときは
はじめて探偵を利用される方にとっては、依頼の方法やかかる費用、報告書の見方など分からないことだらけです。故に探偵に依頼をするときは、事前に十分な説明を聞く必要があります。分からない事をそのままにして依頼をしてしまうと後になってトラブルの原因にもなってしまう可能性があるからです。特に費用面においては必ずかかる費用の見積もりを確認し、見積り以外にかかる費用があるかどうか、追加調査には費用がかかるかどうかなど、細部に渡り確認をしておくことが重要です。一般的な探偵事務所であれば事前説明は十分に行うのが当たり前ですが、中には説明が曖昧で後から聞いていない費用を請求されたりすることもありますのでご注意下さい。
探偵の利用方法をお教えします
探偵法人調査士会では、はじめて探偵を利用しようとお考えの方でも安心して依頼ができる環境作りを心がけております。今抱えている悩みごとや困りごとに対し、本当に探偵が必要なのか、探偵に依頼するとしたらどのくらいの費用が必要になるのか、依頼料の相場はいくらくらいかなど、初心者でもわかりやすく丁寧にご案内しておりますので、探偵に依頼をしようか迷っているときは、必ず調査士へご相談頂くことをお勧めします。また依頼先の選択でお困りの方や調査費用に不安がある方でも、安心納得のプランを多数ご案内しておりますのでお気軽にご相談下さい。
探偵法人調査士会の依頼ガイド
探偵依頼の前にお読みください
探偵を利用するときは、様々な点に注意する必要があります。はじめて探偵に依頼をお考えの方は出来る限りの知識や情報を得た上で依頼をすることをお勧めします。探偵法人調査士会では、初心者向けの探偵ガイドにて探偵の基本的な知識をお伝えしていますのでこれから探偵利用をお考えの方はご確認ください。
探偵依頼の手引き詳細Detective Request Guide
探偵依頼の手引き・ガイド情報は下記ページもご覧ください。
探偵を利用してトラブル解決
トラブルを放置する危険性 トラブルは誰にでも起きるものです。日々生活をしている中で起こるトラブルには様々な種類があり、自分で解決できる事案であれば良いですが、自分では解決困難である事‥詳しく見る
探偵調査依頼の手引き
1、自分に合った調査プランを選びましょう 調査プランを選ぶ際は、自分の抱えている問題の解決に向けて必要となる情報や証拠は何であるかを明確にしておくことが大切です。また調査プランの内容‥詳しく見る
一般的な探偵費用相場
料金の取り決め方法 探偵事務所はそれぞれ料金(依頼料)の取り決め方法が異なるのが一般的です。同じ調査内容であっても調査方法に違いや調査員人数のかけ方や機材の使い方などに違いが生じるこ‥詳しく見る