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証拠が無ければ解決できないことは多い|探偵法人調査士会ニュース
トラブル解決につなげるためには、どのような場面においても事実を証明する証拠が必要になります。実際に探偵のご相談でも特段多いのが、トラブルの証拠収集に関する調査依頼です。例えば、トラブルが起きて双方で話がかみ合わない時や訴訟を起こしたい時には、証拠は必要不可欠となり証拠がなければ解決できないと言えます。そこで今回は、トラブル解決していくための証拠の必要性についてご案内します。現在トラブルが起こっており証拠を得ようとお考えの方や、ご自分で証拠収集できずにお困りの方もぜひ参考にしてみてください。
【この記事の監修者】 この記事「証拠が無ければ解決できないことは多い|探偵法人調査士会ニュース」は、調査業歴22年の探偵監修のもと作成された記事です。 |
解決していくための証拠の必要性
証拠の必要性とは
相手や第三者側に被害を認識させる
証拠とは、問題やトラブルが起きていることに対して事実確認や被害やトラブルが起きていることを立証するための情報を指します。トラブルというのは、自分自身が十分注意を払って気を付けていたとしても起こってしまうものです。もしトラブルが起きたら解決しようと相手と話し合いをしたり、第三者に間を取ってもらったり裁判を起こすなど行動するかと思います。その際に、トラブルの内容や被害の事実を確認するために必要となるのが証拠です。真実の明確化によって、起きている問題の事実を証明することができるため、問題やトラブルを起こしている相手に被害の認識をさせたり、第三者の介入があった時に被害を認めてもらう役割を果たします。また証拠は、事実を明確にできることや証拠が多くあれば複合的に証明できるため、より明確であると判断できる役割を果たします。
証拠の役割
真実の明確化 |
証拠は真実を明確にするための手がかりとなります。主張や疑惑を客観的に検証し、真実を明らかにすることができます。不正や不法行為の疑惑がある際にも、証拠があるとことで事実を確認でき、矛盾や問題があったことを証明することが出来ます。 |
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証言の裏付け |
証拠は目撃者や関係者の証言を裏付ける役割を果たします。人の証言は時間の経過や主観的な要素によって変化することがありますが、証拠は客観的な証明として信頼性を持ちます。証拠が証言と一致したり、裏付けを提供することで、証言の信憑性を高めることができます。 |
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司法手続きの基盤 |
証拠は司法手続きにおいて重要な役割を果たします。法廷では、証拠の提出や検証が行われ、訴訟や裁判の判断に影響を与えます。証拠は裁判官や陪審員による判断の基盤となります。また、証拠を元に、不法行為や犯罪行為に関与している人物に関する情報が得られる事もあります。 |
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証拠がなければ解決できない理由
意見が食い違えば証拠はより必須に
何らかの問題やトラブルが生じて被害に遭った場合、その当事者間で意見が食い違うことは多々あります。その食い違いを一致させるために、証拠はより必要になってきます。証拠がしっかりとあれば、どちらの意見が事実であるのかが明確になり、一方で思い違いや嘘をついている相手に事実を認めさせることもできます。
解決したい目的によって必要な証拠も変わる
例えば夫婦間の不倫問題があった場合、夫が不倫している気がするといっただけではただの憶測にすぎず、夫が実際に不倫しているかどうかを証明しなければ事実として認められません。さらに、夫の不倫を認めさせて相手の女性から慰謝料をとりたいといった場合には、不貞関係があったことが分かる物的証拠が必要になります。また、証拠があっても夫が不倫を否定した場合には、夫が確実に認める証拠をとらなければなりません。さらに、慰謝料の希望金額があればそれに相当した被害を証明できる証拠もとる必要が出てきます。このように、自分に起きている問題やトラブルをどのような結果にしたいかによっても、必要な証拠の内容や分量は変わってきます。自分の力だけでは望む結果に持っていけるか不安という方は、探偵や専門家による証拠収集の調査を検討してみてください。出来る限り早めに着手することで、理想の問題解決に繋がります。
物的な証拠でなければ認められない?
証言の種類はさまざま
証拠には写真や映像・証言など様々な種類があります。しかし証拠の大前提として、ご自身の証言では証拠として成り立ちません。証拠は公正な立場である第三者にも事実を証明できるような、信頼性の高い証拠がが求められます。適切な情報収集でないと、信憑性に欠けてしまい証拠として認められません。また、法廷で提示した証拠が嘘であると判断された場合、刑法169条の偽証罪で、3月以上10年以下の懲役に処される場合がありますのでご注意ください。このように主張したことが、客観的に見ても事実だと正式に証明できるものが証拠として求められます。ご自身で集めた証拠は法的には信憑性に欠けてしまうこともありますが、弁護士や専門家によるアドバイスによって、集めた情報を有効な証拠として活用できることもあります。下記では、証拠として成り立つものの種類について説明しています。
証拠として成り立つものの種類(一例)
書類 |
文書によるもので、書面や記録として存在する証拠です。契約書、メールや手紙、日誌、会議の議事録などが該当します。文書証拠は、内容や作成日時、関係者の署名などを通じて信憑性が増します。 |
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人的証拠 |
人的証拠とはいわゆる証言のことで、主にトラブルや出来事を目撃した人の口述に基づく証拠です。目撃者の証言は、裁判所においても重要な役割を果たします。証言の信憑性や一貫性は、目撃者の証言の一致性などによって評価されるため複数の人からの同じ証言があるとより一層有効です。 |
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物的証拠 |
物的証拠とは、証拠資料となる物を指します。例えば、トラブル発生時にスマホや専用機器で録音された音声データやスマホ等のカメラで撮影した写真や映像は、証拠として使用されることがあります。写真や動画、音声は事実を第三者に確認してもらうにも最も明確であると言え、出来事の経緯やトラブルに関連している人物の行動を明らかにすることが出来ます。その他にも、トラブルの際に利用された物品も証拠となります。 |
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探偵が行える証拠収集調査
探偵による証拠収集調査の概要
ご自身で証拠が得られない場合には、探偵による証拠収集調査を利用することが出来ます。探偵の証拠収集は様々な目的で利用されています。特に、浮気の不貞の証拠を得るため・嫌がらせや、迷惑行為において相手が言い逃れをしようとしているときに利用されていることが多いと言えるでしょう。ご自身でも証拠を得られるケースもありますが、証拠収集をしている際に相手に知られてしまい隠蔽しようとしたり、被害が悪化してしまい二次トラブルに発展してしまうこともあります。裁判に利用する際にも個人での証拠は信憑性に欠けてしまい不利になってしまうこともあるため、プロが収集することにより客観的に判断した情報の為、有効な証拠として認められます。専門的な知識や経験があるため、望む解決のために必要である情報を証拠として得ることが出来るでしょう。
問題が解決できずお困りの方へ
弁護士連携調査の併用も可能
被害を受けているときやトラブルが発生した時には、証拠があることで解決方法を見出すことが出来ます。そのトラブルを法的解決をするのか、相手に罪を認めさせたいのかそれぞれ解決したい方法は異なると思いますが、証拠がないあるいは少ない状態では望む結果は得られません。また、証拠を集めるのには専門的な知識や技術が要される部分も大きいです。ご自身で証拠を得られずにお困りの場合には、専門家に頼ってみるのも一つの方法です。探偵の証拠収集調査では、状況に応じて必要であれば弁護士連携調査を行うことも可能です。弁護士と連携することで、裁判に有効な証拠を効率よく得ることが出来ます。一人一人の問題に合わせて適切な情報を得られるため、証拠収集が出来ないからと泣き寝入りせずにご相談ください。
無料相談窓口
24時間無料相談について
「トラブル解決するために証拠が必要」「自分では証拠収集できず一歩が進めない」とお悩みがある方は、専門家にご相談ください。
証拠がなければ解決が難しい事案が多いように、証拠は様々な問題の解決に重要な役割を果たします。証拠がほしいと思っても、ご自分で収集するのは困難を極めたり、知識がない分それが列記とした証拠であると裁判で認められないケースもあります。せっかく証拠となるものをかき集めても証拠にならなければ意味がありません。そういった場合に、専門家の知識が力になります。また、現在抱えている問題において証拠が得られずにお困りの場合にも、専門家を頼ることで解決を可能にしていきます。被害を受けているのにも関わらず、相手のいいようにされて手遅れになってしまう可能性もあります。お困りのことがあれば、早急に証拠を集めていきましょう。証拠収集調査についてのご相談や質問、不安なことなどがありましたらお気軽にご連絡ください。
ご相談やお見積りは無料で受け付けております。無料相談窓口は24時間、お電話とメールから受け付けています。
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