騙され被害の種類

騙され被害とは一体どんなものなのか？騙され被害の種類には様々なものがあります。結婚詐欺問題・交際相手の騙され被害・ネット上の騙され被害・お店で出会った異性の騙され被害・出会い系サイト・アプリの騙され被害・出資・投資話の騙され被害・お金の貸し借り問題等、多様化する騙され被害の種類についてのご案内です。

騙され被害の種類｜目次

• 騙され被害とは
• 男女間の騙され被害
• 結婚詐欺問題
• 交際相手の騙され被害
• ネット上の騙され被害
• お店で出会った異性の騙され被害
• 出会い系サイト・アプリの騙され被害
• 出資・投資話の騙され被害
• お金の貸し借り問題
• その他の騙され被害

騙され被害とは

騙され被害について

騙され被害とは、人（相手）に騙されることによって何らかの被害が生じていることです。単に嘘や偽りごとで自身に被害が生じていない場合や些細な事としてやり過ごせるのであれば特に問題とはなりませんが、騙されることによって精神的被害が生じたり、金銭的被害が生じている場合は、内容によっては刑事事件として扱われる事案もあります（例：詐欺）。 騙され被害には様々な手口や手法によるものも多いため、身を守るためには普段から十分な注意が必要ですが、それでも騙され被害にあってしまったときは、できるだけ早く対策を講じ、解決する必要があります。

男女間の騙され被害

男女間の騙され

騙され被害の代表的な事案が「男女間の騙され被害」です。男女間の恋愛を利用した騙し行為で多いのが結婚詐欺と呼ばれる行為です。結婚を餌に金銭や物品を騙し取る行為は立派な違法行為であり、刑事事件として取り扱われます。しかし、男女間における騙し行為（詐欺行為）は証明することが難しいため慎重な情報収集が必要となるでしょう。また近年ではネット上で知り合った顔も知らない異性にお金を無心されたり、会うことを理由に金銭を騙し取られたり、異性とやり取りができるサイトやアプリなどを通じて騙し行為を行ったりする手法も後を絶ちません。男女間における騙し行為は相手への恋愛感情が「騙されている」という判断を鈍らせることもあり、騙されたと認識するまでに時間がかかる傾向にあります。また騙されたことに気が付かずに数年単位でお金を取られ続けている人もいますので、少しでも不安を感じることがあるときは、周囲の人や専門家に相談するべきでしょう。

結婚詐欺問題

恋愛感情を利用した結婚詐欺

今も昔も被害が多い結婚詐欺問題ですが、詐欺事案は警察でも立件することが簡単ではありません。相手が最初から騙すつもりでいたかどうかが決め手になる詐欺は、それを証明することが難しいと言われています。結婚詐欺とは「結婚」を餌に金品を巻き上げる行為であり、金品を手にしたとたんに行方不明になったり、連絡が取れなくなり逃げてしまったという事案であれば、相手を見つけ出すことが必要です。また逃げ隠れせずに結婚すると言いながらも結婚をしない相手や、既に結婚しているといった場合は、証拠が必要になります。相手に結婚すると言われ金品を取られ続けている方は結婚詐欺にあう可能性が高いため注意が必要です。

交際相手の騙され被害

彼氏・彼女に騙されてしまう

交際中の彼氏・彼女、同棲中の交際相手に騙される事案も非常に多いといえます。例えば交際中の彼が独身だと言っていたのに実は既婚者であったり、交際中の彼女が自分の親が病気で治療費がかさむためお金を貸して欲しいと言われ貸したが、実は親は病気ではなかった等、様々な騙され事案があります。問題は最初から騙すつもりで交際していたのかどうかです。また自分以外に交際相手がいて自分は利用されているだけなのかという点も確認する必要があります。騙され被害は実質的な被害もさることながら精神的被害もかなりダメージを受けるためできるだけ早期に解決することが肝要です。

ネット上の騙され被害

ネット上は危険が多い

インターネット上における騙され被害は非常に多いといえます。ネット上は匿名性が高いことから相手の氏名や所在・連絡先など基本的な情報自体が事実ではない可能性もあり、実際に騙されてしまった事案では、相手の情報がすべて嘘であることが後から発覚することも少なくありません。また、金銭被害等を受けた事案ではお金の受け渡し方法にも周到な準備をされいてる事案も多く相手を探す手がかりが少なく解決が困難な事案が多くあります。そもそもネット上で知り合った相手にお金を貸す行為はするべきではありませんが、被害に遭ってしまった場合は出来る限りの情報を集め解決する必要があります。

お店で出会った異性の騙され被害

外国人に騙されることも

飲食店、スナック、キャバクラ、パブなどで知り合った異性に恋愛感情を利用され騙されてしまう事案は昔から多くあります。中にはフィリピンパブなどで知り合った女性に騙され大金を騙し取られてしまい、そのまま相手が帰国してしまうケースも少なくありません。このような事案は時間をかけて騙される傾向が多く恋愛感情が高まるにつれリスクが膨れ上がります。気が付いた時には相当額を支払っていることも多いため、騙されたかもしれないと感じたら早めに対処対策が必要だと言えるでしょう。

出会い系サイト・アプリの騙され被害

美人局にも注意が必要

出会い系サイト・出会いアプリ等で知り合った相手に騙されてしまう事案は近年増え続けています。ネット上でのやり取りをしている時点で金品を騙し取られるケースもあれば、実際に会う約束をして関係を持った時点で「美人局被害」にあうケースもあります。その他にも順調に交際まで発展したあとに結婚詐欺的な被害にあったという事案も少なくありません。出会い系サイト・出会いアプリを利用するすべての人がそうである訳ではありませんが、中には最初から騙す目的でサイトやアプリを利用している人もいることは知っておく必要があると言えるでしょう。また被害にあったときはできるだけ早く、相手の情報を持って専門家に相談することをお勧めします。

出資・投資話の騙され被害

金銭被害が大きくなりやすい

お金の被害の中でも被害額が大きいのが出資・投資による騙され被害です。言葉巧みにうまい話をされて、つい乗ってしまい多額を支払うという被害は後を絶ちません。正当な出資・投資であれば良いですが、最初から損することは決まっているのに、さも儲かるような話をして騙す行為は「詐欺」にあたります。またこの詐欺にあたらないようなスキームを作り上手く相手を騙すやり方も横行しています。被害額が数百万、数千万、多い人で億単位という事案もある投資・出資による騙され被害は少しでもおかしいと感じた時に対処対策を取る必要があります。

お金の貸し借り問題

恩をあだで返す相手

個人間のお金の貸し借りで相手に騙されてしまうこともあります。借用書の内容に嘘や偽りがあるケースや借用書は後から書くからお金を先に貸して欲しいと言われ貸した途端に連絡がつかなくなる等、人の親切心を踏みにじるかのような事案はとても多く被害者はとても多いと言えるでしょう。個人間のお金の騙され被害では、被害者が泣き寝入りしているケースが非常に多く、自分で対処することができないという理由で諦めてしまう人が多いようです。

その他の騙され被害

上記以外の騙され被害

騙され被害には、金銭問題以外にも多くの事例が存在します。その多くはお金の被害ではなく精神的被害が生じているケースです。例えば交際相手が既婚者であることを隠していた、嘘をつかれて大事な物を持っていかれたなど騙され被害の種類は無数に存在しています。人によっては騙されたことで精神的に落ち込み、普段の生活すらままならない状況に追い込まれるといったこともあります。これは立派な被害と呼べるでしょう。

実際の騙され被害と解決策

騙され被害を受けた人が問題解決をする為には、騙されることになった経緯や原因を見極めたうえで有効な解決策を見出さなければなりません。そのためは、必要な情報や証拠を出来る限り収集することから始めることが重要だといえます。事案によっては警察署に被害届を受理してもらえる事案もありますが、そうでない事案については自分で解決するほかないのです。自分自身で出来る事、出来ない事を見定めて自分では困難だと判断した場合は、速やかに専門家に相談することが解決への近道であり納得の解決に繋がる手法だとえいます。