いじめの種類

いじめと一言でいっても現代にはさまざまないじめ問題が存在しています。いまだ世に認識されていないいじめやハラスメント問題は山積みと言えるでしょう。しかし、声をあげなければ解決できません。こちらでは過去相談事例よりいじめの種類についてご紹介しています。

いじめの種類から行える解決法の提案について｜目次

• いじめの種類
• ハラスメント
• 虐待
• 傍観者のあなたはどちらですか？
• 解決したいとお考えの方へ

いじめの種類

いじめ種類一覧

いじめにはさまざまな種類があります。一般的ないじめの種類や過去の相談事例からいじめの種類をご紹介します。

ハラスメント

多様なハラスメント

現代社会におけるハラスメントにはさまざまなものがあります。以下が一部例となります。

• セクシャルハラスメント（性差別・性的な発言）
• パワーハラスメント（暴力・立場を利用して言いなりにする）
• モラルハラスメント（精神的な暴力・人格否定）
• マタニティハラスメント（産休を咎める・妊娠に関するデリカシーのない発言）
• アルコールハラスメント（飲み会や飲酒の強要）
• ジェンダーハラスメント（LGBTQへの差別）
• スモークハラスメント（喫煙者の無遠慮）
• カラオケハラスメント（カラオケの強要・無理やり歌わせる）

虐待

家庭内の虐待

家庭内で起こる虐待の中でも多く見受けられるのは子供への虐待です。幼児虐待は発見されづらいこもあり、世間にはあまり公になることはありません。しかし、幼児虐待による死亡は無視できない現状です。周りのサポートやコミュニケーションが被害を防ぎ、小さな命を守ることにも繋がります。

性虐待

家庭内の性虐待も近年事件となっているケースもあり、多くの子供たちが犠牲になっていることが予想できます。虐待のように殴る蹴るなどの暴力であれば身体的な傷で判明することもできますが、性虐待は見た目では分からないことがほとんどです。また、声をあげられない、周りには言えない子どもたちが大半を占め、父親、母親の言いなりになるしかないのが現状です。しかし、性虐待は一生心に傷を負うことになります。大人になっても傷が癒えることはありません。気が付いてあげられるのは近くにいる親だけなのです。また、何も分からないまま性行為を強制的に行われている小さな子供たちもいます。決して許されない行為なのです。

老人虐待

老人虐待もまた、大きな問題となっています。老人ホームや介護施設、訪問ヘルパーなどによる老人虐待は一部事件となっていますがまだ公となっていない被害は多いのではないでしょうか。家族に助けを求めようにも、できない方達が多いのです。介護士やヘルパーを信頼しすぎることは最善とは言えません。普段のコミュニケーションや身体の状態などささいな変化に敏感になっておく必要があります。大切な家族を守るためにも日頃から注意しておきましょう。

傍観者のあなたはどちらですか？

いじめが表に出てこない理由

学校や職場にていじめがなくならないのは、多くの方が傍観者となり見て見ぬふりをしているからです。自分に危害を加えられることを恐怖と感じているからです。ですが、傍観者もまた「いじめる側」と同じという事を理解しておかなくてはいけません。だからといって直接いじめ加害者に立ち向かう必要はありません。いじめ問題は簡単に当事者だけで解決できる問題ではないからです。大切なことは正しい対処法と解決方法を行っていくことです。そのためにまずは見て見ぬふりをやめ、いじめ被害者の声に耳を傾けてみてください。あなたの行動が誰かの命を救うきっかけとなることがあります。

解決したいとお考えの方へ

自分の意思を強く持つこと

いじめを解決するには、さまざまな立場から行えることがあります。いじめられる側、傍観者それぞれに行えることがあります。まずは、いじめられる側のあなたはいじめを受け入れないことを強く望むことが必要です。いじめの判断はいじめられている側で決まります。あなたがいじめられていると感じているのであれば拒否する勇気を持ってください。本人の意思がなければ解決することはできないからです。周りに相談することが大切ですが、多くの場合誰にも相談できずに一人で苦しんでいる方がほとんどです。近い人には言えない方は、第三者に相談してください。いじめ相談センターやホットライン、いじめ解決の専門家など知らない相手だからこそ話せることがあります。まずはそのためにいじめを解決したいと強い意思を持ってください。