夫の浮気問題の対策と調査

夫の浮気問題を抱えている方へ、夫の浮気対策法や浮気調査についてのご案内です。夫の浮気を疑っている、浮気対策をしたいという方は参考にしてください。

夫の浮気問題の対策と調査｜目次

• 夫の浮気の傾向と浮気の判断
• 夫の浮気が発覚したらまず初めにすること
• 浮気発覚時にしてはいけない事とは
• 浮気調査で事実を確認
• 浮気調査で結果が得られたらすること

夫の浮気の傾向と浮気の判断

夫の浮気の傾向（実際の依頼事例から）

過去の相談事例や依頼事例からも伺える夫の浮気の傾向には、いくつかの浮気パターンがあるといえます。

1.   一時的な気の迷いによって浮気をしてしまったケース
2.    常習的に浮気を繰り返しているケース
3.    家庭とは別に彼女や特定の浮気相手を作るケース

妻によっては、1.を浮気とみなさない方もいることと思います。浮気の境界線は人によって様々なため、一概にどこからが浮気とは断言できませんが、自身の価値観で判断してよいと思います。しかし、2.3.のように浮気を不貞と認識していない、悪いことだと思っていないケースは、夫婦生活の継続や家庭を築く上で、いつか亀裂が発生してしまうことも十分に考えられます。夫やパートナーがどのタイプに当てはまるのかを、まずは見極める必要があります。浮気の傾向によって調査が必要なケース、解決法も変わってきます。それぞれに浮気かもしれない、と気が付くきっかけの傾向にもパターンがあります。

浮気をしていると判断した瞬間

「浮気された」心臓がドキッとする瞬間です。そして、夫に裏切られたという失望感に襲われます。誰もが浮気をしていると判断した時は、冷静ではいられなくなるのが当たり前です。すぐに夫に対して事実を確かめたい、「浮気しているの？」と確認したくなります。「なぜ浮気なんて。」認めたくない気持ちが先走り、事実を受け入れられなくなります。ですが、このような状態では正しい判断ができなくなることが多く、自分にとって間違った選択をしてしまいがちです。浮気が判明した時こそ、冷静になることがまずは大切です。

夫の浮気が発覚したらまず初めにすること

夫の浮気が発覚したら

夫の浮気が発覚した際は、そのきっかけとなった出来事、夫の発言や行動、浮気を疑った物などの証拠を残しておくことが大切です。浮気の事実を受け止めたくないからとメールやラインなどを削除する、物を捨てるなどはおすすめできません。また、言動についても、日記のようなもので残しておくことで、最終的にすべての事実が揃った時に全てがリンクしていきます。その後様子を見てから、事実の確認を行いましょう。

焦らずに対処を

誰もが自分の夫が浮気をしているなんて思いたくありません。しかし、事実かどうかは調べてみないと分かりません。すぐに夫に真実を確かめたい、浮気なんてやめてほしいと思いますが、もし本当に夫が浮気をしていた場合に、事実確認や証拠がないまま本人に問いただしてしまうと、浮気を否定されたり、浮気をなかったことにされてしまいます。

浮気発覚時にしてはいけない事とは

過度に追及しないこと

もちろん少しの質問なら、反応をみるためには必要なことかもしれません。しかし、夫に話をしてみても、投げかけた質問に対して自分が欲しかった回答は決して返ってこないでしょう。浮気が事実だった場合のほとんどのケースが、話を濁す、会話をそらす、どちらともとれない返答をするといった傾向があります。そんな夫の態度に対してあなたはきっとイライラして、感情が抑えられなくなってきます。その結果、確信をつくような「浮気しているでしょ！」などと言った発言をしかねません。このような結果は最終的にあなたが納得する結果には結びつかなくなる可能性が高くなります。過度な追及をしないように、冷静に話すことを心掛けてください。

いつも通りに接すること

夫の浮気が判明した際に重要だと私たちが考えるのは、普段通りに夫に接するということです。まさか妻が自分の浮気に気が付いているはずがない、と思わせることが大切です。男性はどこかで浮気がバレるんじゃないか、という心配をしているはずです。妻が少しでも疑っていると感じたら、警戒心を強めるのです。そうなってしまうと、たとえ専門家の調査を行ったところで、本来得られるはずの情報が得られなくなってしまうことがあります。調査を検討している、真実が知りたいと思っているのであれば尚更、お気をつけください。今は少し我慢が必要です。

浮気調査で事実を確認

浮気を決定付けるためには調査が必要

浮気の事実を確認する上で大切なことは、確実な証拠をとることです。この“確実な証拠”とは、「相手が認めざるを得ない情報」です。たとえ、浮気相手とのラインのやりとりや、一緒に食事をしている様子、ビジネスホテルに一緒に入っていく写真が撮れたとしても、これらの情報だけでは、相手が言い逃れしたり、否定する可能性が十分にあるからです。もちろんこれらの情報だけで、浮気を認める方もいます。しかし、多くの場合が言い訳をする、自分の非を認めようとはしないのです。

証拠は出来るだけ多く取得すること

ケースバイケースではありますが、浮気が原因で離婚する、慰謝料を請求する、裁判を行う際には最低3回の不貞行為証拠が必要だとも言われています。2回までなら否定、言い訳を繰り返す方が多いでしょう。しかし、3回も同じことを突きつけられたら。あなたならどうしますか？例えばラブホテルに同じ人物と3回も一緒に入るところを見られたとしたら、もう言い逃れはできないはずです。その他の証拠に関しても、全ての証拠を関連づけていけば否定できない状況になるはずです。そのため、証拠はできるだけ多く収集したほうが優位な解決となることが多く見受けられます。

浮気調査で結果が得られたらすること

浮気調査で結果を得たら今後について考える

浮気調査を行った結果によって、調査前と調査後ではご自身の気持ちが変わる方が多く見受けられます。もちろん依頼人によって考え方はさまざまですが、一番大切なことは自分の人生を無駄にしない判断をするということです。最初は絶対に浮気していたら離婚してやる、と思っていても、調査結果を見て、夫と浮気相手への復讐のために離婚をしないという選択をする方もいます。どちらが正しいかはもちろんわかりません。しかし、誰かを恨んで生きていくことが幸せだとは思わない方が多いのではないでしょうか？もし、自分の幸せを考えるならば、ここできちんと浮気した罪を夫に償ってもらい、ケリをつけることが大切なのではないでしょうか。もちろん償い方が離婚だけではありません。ですが、一生浮気の傷を背負ったままではあなたが幸せにはなれません。調査後の結果をきちんと受け止めて、自分の今後について考える必要があります。

相手の態度を見て正確な判断を

夫の浮気の事実が判明し、夫と向き合う際に重要なことは、相手の態度です。一度裏切られた相手に対して、いくら謝られたとしても、正直信用なんて簡単にできるものではありませんよね。一体夫の何を信じればいいのか？誰もが思うはずです。一度の浮気なら、と浮気を許す方も中にはいることと思います。ですが、多くの場合、浮気は繰り返されています。絶対に簡単に許すことはお勧めできません。あなたが夫の浮気によって傷ついた傷の深さをきちんと理解させなければいけません。浮気という行為がどれだけ人を傷つけるものだったのかということを。残念ですが中には、簡単に許してもらえたから、と次の浮気は警戒しようと思う方もいるのです。自分の過信によって、ご自身を再度苦しめることにもなり兼ねません。浮気後の夫婦の再構築は簡単なことではありませんが、相手の態度から本質をきちんと見極める必要があります。