婚約者に高額なお金を貸してと言われたら|前橋市の探偵の信用調査

金銭の貸し借り・・・。これはどんな関係性であっても慎重になる必要があります。今回は婚約中の彼に、「起業に必要な費用を一部貸してほしい」と言われた女性からの相談です。その額は約150万円。かなり高額な貸し付けになります。いずれ夫婦になるのだし大丈夫だろう。しかし、本当に彼を信用して良いのだろうか。こういった不安を解消するために、探偵法人調査士会では信用調査をご用意しています。今回の相談案件では信用調査を利用して、金銭の貸し借りを行う際に、婚約者の彼を本当に信用してよいか調べ上げました。同じように恋人にお金を貸してほしいと言われた方、貸したお金が戻ってこない方など、金銭トラブルを抱えている方はご参考にしてください。

婚約者に大金を貸してほしいと言われたときの対処法

• 婚約者の彼を信用して良いのか？
• 婚約者の彼を探偵が調べる
• 調査結果を聞いた相談者の選択
• 婚約者に隠していること
• 信用調査を詳しく解説
• まとめ
• 無料相談窓口の案内

婚約者の彼を信用して良いのか？

起業費用を貸してほしい

「結婚を控えている彼にお金を貸してほしいと言われました。」相談者は、30代前半の会社員女性。約1年付き合った彼と現在は婚約中です。「彼とは婚活系のマッチングアプリで出会いました。何度か食事やデートを重ねたあと、彼の方から結婚を前提に付き合ってほしいと言われました。私も彼に好意を持っていたので、すごく嬉しかったです。付き合っていく中で知った彼の価値観や金銭感覚に私も共感できることが多くて、具体的に結婚を意識するようになりました。正式にプロポーズをしてもらい、何の迷いもなくOKしました。お互いの両親にも報告済みです。」出会いからプロポーズまで順調だった相談者。しかしここである問題が起こります。「顔合わせや新居決めなどを話し合っているときに、彼から相談があると真面目な顔で言われました。ドキッとしたのを覚えています。重苦しい空気の中、彼に言われたのはお金の相談でした。起業したい、必要な費用を一部貸してほしいと言われました。」

彼の職業は？

「今はWEB制作会社で会社員として働いています。職業はWEBデザイナーです。彼からはこれまで起業したいという話を聞いたことがなかったので、とても驚きました。詳しく話を聞くと、どうやら同じWEBデザイナーの友達と制作会社を立ち上げる話が出ているようでした。」その友達と会ったことは？「ありません。これまでお互いの友達に紹介したりということもありませんでした。だからその友達がどんな人なのかよく分かりません。彼から貸してほしいと言われたお金は約150万になります。借りたお金は必ず返すからと言われました。私の貯金で150万は用意できますが、彼のことを信用して良いのか急に不安になりました。それにこれは話し合いのとき感じたことですが、彼は全く貯金がなさそうでした。本人からも貯金がないと言われました。これから結婚をする予定なのに、貯金がないなんてショックです。彼は一人暮らしですが、特に贅沢したり、買い物をよくするというわけでもないので、日々の生活で給料がすべて消えるとは思えません。彼のことは大切ですが、このままでは結婚後の不安もを感じてしまいます。このまま彼を信用してお金を貸しても大丈夫でしょうか。」

不信な箇所を整理

• 起業の話は本当なのか
• 一緒に会社を立ち上げる友達は実在する？
• 約300万という大金が必要な本当の理由
• 起業を考えているのに彼の貯金はゼロ？
• 消えた給料

婚約者の彼を探偵が調べる

起業の話は事実？

相談者の話から、彼の不信な箇所を調査しました。仕事ぶりは真面目なようで、出社日は寄り道もせず真っすぐ帰宅する様子が伺えました。調査士から見た婚約者の彼の印象も、相談者から聞いている通りです。真面目そうで誠実な印象を受けます。金曜日の夜、彼が同年代と思われる男性と接触しました。調べたところ、この男性が話に出ていた一緒に会社を立ち上げる予定のWEBデザイナーの友達と判明。しかしどれだけ調べても、この友達と共に起業するという具体的な話は見えてきません。起業の話はでまかせだと思われます。貯金が一切ないという婚約者の彼。会社では問題もなく、真面目な社員という評価です。WEBデザイナーとしても高評価を得ています。住んでいる家の家賃や間取り、日頃の生活態度からみても給料が1円も残らないというの考えられません。となると、隠された借金があるのか。それとも相談者に話していないだけで、実はお金を貯めこんでいるのか。それならば、なぜ相談者から300万円を借りる必要があるのか。その辺りも徹底的に調べ上げました。

150万が必要な本当の理由

婚約者の彼には、20代後半の妹がいます。妹さんには多額な借金があることが分かりました。その借金のほとんどがホストクラブによるものです。彼は、相談者に妹の存在を隠していたようで、妹の存在を報告したときはとても驚かれていました。相談者には一人っ子だと伝えていたようです。妹さんを尾行すると、勤務先は風俗店で、ホストクラブに通うという日常が確認されました。ホストクラブの借金をお兄さんである彼が肩代わりしていることも判明しました。ホストクラブというところは一晩で数百万飛ぶような世界です。水商売の方は消費者金融のキャッシング審査に通りにくいところがあります。そのためか闇金からお金を借りている事実も判明しました。150万が必要な本当の理由は妹の借金にありました。相談者に嘘をついて借金を申し込むほど、妹の借金が切羽詰まっていたのかもしれません。

調査結果まとめ

• 友人と起業するという話はでまかせ
• 風俗店勤務の妹の存在を隠していた
• 妹がホストクラブで使った借金を肩代わりしている
• 妹が闇金から借り入れがある
• 150万が必要な理由は妹の借金返済のため

調査結果を聞いた相談者の選択

調査士からのアドバイス

今回は、婚約者の彼が相談者に150万の借金を申し込んだ本当の理由をメインに彼の信用度を調査しました。信用調査とは、特定個人の信用情報（資産・借財・債権・債務・その他）を収集・確認する調査になります。結果は、彼自身の資産は見られず、妹の借金を肩代わりしているという事実が判明しました。結婚を控えている相談者は、今回の調査結果を踏まえてそれでも彼と結婚をするのかという、新たな問題とも向き合わなくてはなりません。結婚すると相談者のお給料も夫婦の共有財産となります。今後も家庭のお金から妹の借金を返済するといったことが起こり得る可能性があります。今回の調査結果を知らずに結婚するよりも、問題ときちんと向き合い今後を選択する方が賢明です。また結婚を考えている彼女に、一人っ子や起業するなどその場しのぎの嘘をつく彼の性格はいかがなものでしょうか。本当に真面目で誠実な人であればそのような嘘はつかないはずです。調査をすると、これまで見えなかった相手のマイナスな部分も見えてしまいます。しかし結婚という人生を左右する選択には、婚約者の不都合な面も知る必要があります。なぜなら、それはいずれご自身に降りかかる可能性があるからです。結婚という選択においては、未来の自分を守ることも重要です。

相談者の選択

探偵を使って知らべたことを彼に伝えました。彼は泣きながら本当のことを話してくれました。すでに調査で知っていたことばかりでしたが、彼の口から直接聞けて良かったです。結婚するなら妹さんと縁を切ってほしいと告げました。彼のご両親は、妹さんが風俗で働いていることや借金があることを知らないそうです。でもこれ以上は抱えきれないから親にも話すと言ってくれました。妹さんの借金の肩代わりもしないと約束してくれましたが、それが果たされるかはまだ分かりません。調査結果を知っても彼を好きな気持ちに変わりはありませんでした。今はこのまま結婚したいと考えています。嘘をついて私から150万借りようとしたことはかなり反省しているようです。ありがとうございました。

実際にかかった調査費用

婚約者に隠していること

婚約者に隠していることアンケート

今回の事例では、婚約者への隠し事が問題になったケースをご紹介しました。結婚前の隠し事は、結婚後に大きな波紋を呼びます。事前に知っていたら解決した問題も、隠していたことによって大問題へと発展します。これまで探偵法人調査士会に寄せられた相談者の皆様に、婚約者への隠し事をアンケート調査しました。

隠し事ランキング

1. 異性関係
2. 離婚歴がある
3. 借金がある
4. 隠れてギャンブルをしている
5. 不妊症
6. 家族・親戚に知られたくない人がいる
7. 前妻との間に子どもがいる
8. 逮捕・補導歴がある

他に好きな人がいる

一番多く見られた婚約者への隠し事には、異性関係という結果になりました。昔の恋人と今も連絡を取り合っている方や、他に好きな人がいるという方もいました。一番好きな人とは結婚を望めない、婚約者は一番ではないが、経済力・安心感を与えてくれるという回答がありました。他にも結婚前に婚約者に内緒で自身の妊孕力（にんようりょく・子供を妊娠し、出産することができる能力）を調べたところ、自然妊娠は望めないという結果だったが、婚約者には伝えていないという回答もありました。隠し事には、徹底的に墓場まで持っていく覚悟で隠し通した方が良い隠し事と、結婚後にはいずれ相手に分かってしまう隠し事があります。婚約者に不審な点が見られたら、結婚する前に調べることが未来の自分を守るということに繋がります。

信用調査を詳しく解説

信用調査とは

信用調査では、個人・法人ともに依頼を承っております。法人では「売掛金未払いが溜まっている相手会社の現在の状況を確認したい」といったご相談や、個人では「個人間でお金の貸し借りをする前に相手の勤務先や収入を確認しておきたい」といった経済情報に関する調査依頼が最も多くなります。金銭トラブルを抱えている方は、探偵法人調査士会の信用調査をご検討ください。探偵法人調査士会の信用調査は、事案に沿った適切な調査手法によって情報収集を行うことで目的の情報を秘密裏に得ることが出来ます。

信用調査費用参考例

信用調査は依頼目的や日数などによって費用が異なります。下記は、信用調査の料金事例の一部となります。ご参考にしてください。

• 個人の基本的な信用調査（１週間）１５万円＋諸経費
• 個人の資産確認・借金確認信用調査（３０日間）４０万円＋諸経費
• 法人の基本的な信用調査（１５日間）４０万円＋諸経費
• 法人与信確認信用調査（１０日間）３０万円＋諸経費

まとめ

金銭トラブルは早期解決を

今回は婚約者からの金銭の借り入れ問題を事案に、探偵法人調査士会の信用調査をご紹介しました。個人・法人問わず金銭トラブルは大きな問題へと発展します。過去には相手のことを安易に信用した結果、詐欺だったという事例もありました。反対に事細かに調査した結果、安心して取引できたという事例もあります。金銭の貸し借りや取引をする際は、本当に相手のことを信用して良いのか事前にしっかり精査しましょう。

無料相談窓口の案内

無料相談窓口

探偵法人調査士会では、24時間メール・電話で無料相談を受け付けております。現在、金銭トラブルを抱えてお悩みの方は、こちらの無料相談をご利用ください。お急ぎの方は電話の方が早く対応できます。1日でも早くトラブルを解決し、安心できる日常を送れるように私達が尽力致します。