夫がモラハラされていると話を捏造して慰謝料請求してきた｜探偵法人調査士会ニュース

最近はモラハラの定義が広がると共に、モラハラ冤罪をでっち上げて離婚・慰謝料請求しようとする人が増えてきました。今回は千葉県30代女性の悩み相談をもとに解決策をご紹介します。同じようなお悩みを抱えている方は参考にした上でご相談ください。

目次：モラハラ冤罪をでっち上げる夫は一体・・・？

• 悩み相談「こっそりレコーダーで撮られていた」
• 探偵の回答とアドバイス
• モラハラ冤罪への対抗処置
• 探偵法人調査士会が出来ること
• ２４時間相談窓口について

悩み相談「こっそりレコーダーで撮られていた」

夫からのモラハラ冤罪の相談内容

※相談内容は探偵法人調査士会にて過去に受けたご相談内容を一部変更して掲載しています。

探偵の回答とアドバイス

あなたにモラハラを受けていると主張する夫は、あなたのモラハラ行為を証明する義務があるため、夫は何としてでも証明してみせようと因縁をつけてきているようですが、ハッキリと否定して毅然とした態度を貫き通してください。でっち上げのモラハラを理由に、離婚や慰謝料請求されても絶対に乗せられてはいけません。また、拒否するだけでなく何かしら対抗処置をとることも大切です。いくら冤罪であっても、証拠（録音・録画データ等）を取られている場合、何も対抗せずにいると「裁判所で慰謝料請求や離婚が認められてしまう」、「親権をとられる」、「高額な養育費を要求される」等の可能性もあり、相手の思うツボになってしまうことがあります。

モラハラ冤罪への対抗処置

１．反証材料を用意する

もし、夫もモラハラに該当するような行為をしている場合は、夫のモラハラ行為を録音・録画、日記に記録するなどして証拠を押さえ、反証材料として使いましょう。

【モラハラの定義】

倫理や道徳（常識）を超えた嫌がらせで、相手を精神的に追い詰める行為。精神的DVともいう。証拠があると法的にモラハラだと認められる可能性が高くなる。

【夫婦におけるモラハラの具体例】

• 無視する
• 暴言を吐く
• 馬鹿にする
• 横柄な態度をとる
• 極端に束縛する
• 嫌がらせをする
• 生活費（婚姻費）を渡さない

【法的にモラハラ認定される判断基準】

• 頻度・・・一回だけなのか？何度も起きているのか？継続的なのか？が問われる。一回しか証拠がないのならただの夫婦喧嘩だと判断される可能性あり。
• 内容・・・度が過ぎる内容の場合、たった一回だったとしても、モラハラ認定される可能性あり。

２．でっち上げする理由を考える、調べる

そもそも、夫が無理にモラハラ冤罪をでっち上げる理由は何故なのでしょうか？何か心当たりのあることはないか考えてみましょう。夫の行動や人間関係を調べることで意外な理由が明らかになることもあります。そしてその理由が夫婦における民法上の不法行為だった場合、夫に慰謝料請求して一発逆転できる可能性があります。

【例】

• 慰謝料請求→お金が欲しい→なぜそこまでしてお金が欲しいのか？→（実は膨大な借金がある）
• 離婚→妻と決別したい→なぜ妻と離れたいのか？→（実は不倫している）

※でっち上げ理由を調べる際の注意点

なるべく第三者を通して夫を調査しましょう。尾行や張り込み、スマホを勝手に見るなどの相手にバレる可能性がある自己リサーチは、ご自身の望む形の解決が行えなくなる可能性が高くなってしまい、更にご自身を不利な状況に追いやることに繋がります。第三者を通して調べる事で、ご自身が怪しまれるリスクや、当事者であるが故に感情的に動いてへまをするリスクを回避できます。

【例】

• 家族
• 友人
• 調査会社（探偵）

探偵法人調査士会が出来ること

探偵が行う調査と解決サポート

探偵法人調査士会では、モラハラ冤罪でお悩みの方に対して、問題解決に必要な情報のご提供、証拠の収集、相手人物の調査・情報収集を行っております。無実を証明し、早期解決できるようサポートして行きます。

２４時間相談窓口について

探偵調査相談

探偵法人調査士会では、調査の専門家である調査士が、あなたの悩みごとや困りごとを解決するための相談窓口を２４時間設けております。夫にモラハラを捏造されている、離婚や慰謝料請求、親権など取られそうで困っている、解決方法がわからないという方はご相談ください。いくら冤罪だからといって、状況によっては何もせずにいると、濡れ衣を着せられることがあります。なるべく早い段階で専門家にも相談して打つ手を考えることをお勧めいたします。